いわゆるフリーゲームに関する感想や二次創作メインに投稿しています(2023年現在)。取り扱い作品:『冠を持つ神の手』

2023年5月12日金曜日

赦しはあらんや

 TotK始めました。ただいまSwitch充電中。
 BotWが肌に合いすぎたので最初はちょっと微妙かな?と思う局面もあったものの、お馴染みのあの道具が手に入ってからはそんなことチラともかすめなくなりました。
 
 
 さておき、前回の記事長く置いとくのもアレなので言うと。
 あれだけ本編でも外伝でも二次創作キットで読める公式サンプルシナリオでもヴァイル大好きアピール激しいタナッセが、愛情ルート乗るとああもデレデレになることによって、相対的にどれだけ主人公が大切な存在になれたのか分かろうって話なんですよね……。

 ヴァイルとの嫉妬イベントでヴァイルから嫉妬される側の場合、「いる理由」と反応違うのがある意味一番露骨か。
「いる理由」は愛情・友情どちらでもタナッセの反応差分はありません。主人公と仲良く遊ぶヴァイルへ穏やかに「引きずり回すのはほどほどにしておけよ」と声をかけるだけ。
「嫉妬」ではおやつを一緒に食べるだけというヴァイルへキツい表情で「どうせその後引きずり回したりするのだろうが。/今の[主人公]に負担をかけるな」。
 初恋の人ヴァイルへの対応なのに、ものの見事に違いすぎる。
 正味なところ二人の嫉妬イベントは申し訳なさが先立つのですが、それでもタナッセがどれだ切実に「赦し」を欲していたのか≒それを与えてくれた主人公への愛情と執着がよく分かる、という意味においては面白い差異かと思います。


 友情ルートもそう。
 決定的なイベントを経ていないにも関わらず、「取り立て」や「宿題提出」中好愛ver.、「珍獣の心得」ダンスver.等々の反応を見るに、色々な理由で好愛キャップはかかるもののかなりデレてくれる。
「品格と歴史」もヴァイルの好愛20以上が条件でねちねちするので、それ考えると20overはやっぱりかなり意識しちゃってる状態。
(色々な理由の内訳:印持ちへの一言で表せない思い、初恋のヴァイルに未練たらたら、驚く程自己評価低い)