いわゆるフリーゲームに関する感想や二次創作メインに投稿しています(2023年現在)。取り扱い作品:『冠を持つ神の手』

2020年5月4日月曜日

約束を果たすもの

 最近ヴァイルのイベント見直していてふとタナッセさんとヴァイルさん関連の個人的な謎が解決したかな、という話です。



 謎というか、本編と外伝との甘相違点なんですが、「すれ違いの果てに」でタナッセはこう言います。
「ふざけるなっ、その気もないのに、軽々しく!
 どうして、あの時、人が約束できな……(略)」

 外伝読むまでは知らなかったそんなの……かなりいい仲だったんじゃないか、してましたけど、外伝読んだらあまり嵌まらないかしら、と感じまして、ずっと疑問符あったんです。
 ちびヴァイルの結婚云々のくだりを拡大解釈するとか……?等々いくつかの描写で考えもしましたが、「もっとクリティカルに約束出来なかった」or「約束したが反故を明言した」展開でないとスッキリしなかった。

 で、ヴァイルは「告白」で こう言います。
「だって、俺、てっきり、もう止めたって。
 約束なんて知らないって(略)」

  やっぱり、「明らかな約束出来ずが約束反故展開が当初の想定だったものの、実際外伝として描いてみたら様々な兼ね合いあってそれはなくなり、けれどもすれ違いまくる相性故に約束出来ない感じのイベントのようなものが複数散見される、やや疑問符あるけれど大きな問題ではない現在の形態になった」――あたりかなあ、と。

 ずっと一緒にいようとヴァイルがタナッセに言い切れるところまで関係を進めるのは、やっぱりアウトかなあとか気遣わせちゃった可能性もあるけれど(どっちの愛情エンドも人気高いですからね)、そういうのはあまり考えない方向で。おつらいでしょう……おつらぁい……ってなるから全方位。
 でもクリティカルイベントが外伝であったら私ぐえーっ!してたと思う。いわゆる心の弱いオタクです。言うて「かもかて」やれるレベルでは強いんですが。