いわゆるフリーゲームに関する感想や二次創作メインに投稿しています(2023年現在)。取り扱い作品:『冠を持つ神の手』

2013年3月1日金曜日

今月だって月並調

 これ寵愛者だから愛情(友情)ルート行けるんだよな、という人物というと真っ先にヴァイルが思い浮かびますが、タナッセも大概だよなあという内容を愛情ルート特化で追記以下にだべっています。
 攻略支援版で確認出来る数値ネタもある。
 いつも通りこじつけ万歳。


 


 短期間(プレイヤーが慣れれば余裕な期間ですが)で名声をそこそこ稼ぐ。
 まずコレが無理だ。
 読み書き出来ない人物が半年程度で田舎者とかないわー扱い脱却した上、さすが寵愛者さまだぜレベルの名声を手に入れる。

 とか色々あるのですが、究極としてはやはり「神の業、人の業」~「与えられるべき報い」に詰まっていると思っています。
 この辺はヴァイルと対になる描写が多い、今一人の寵愛者たる主人公ならではって感じが。
(ヴァイル関係のルートは顕著ですが、サニャ憎悪など、ちらほら)

 外伝でヴァイルは、タナッセ視点だと「次期国王かつそろそろ分化も見えてきた年なのにワガママ言って御前試合に出た挙句生死の境をさまよう大怪我を負い、心配して帰ってきた相手に大嫌いと拒絶する」という行動を取ります。
 本編で主人公は、おおよそその逆に近い在り方だったな、と。

「神業」はもう「不穏」で決めたとおり主人公の印奪うと決めた上で行動に移しているので、主人公がバカ正直に酒(薬物入)を飲んでもBGM遠天コースへの足がかりになるだけ。名声高いといっそ(割と素で)褒めて来る。
(睨む・説得・諦めるは50以上で励みが来ることを踏まえれば、成功する目標数値としては高めですよね。
(タナッセ友情詩の朗読成功やトッズ駆け落ちなんかは複数要求されますが、〈前者は序盤イベントというのもありましょうが)ここの数値自体はそこそこ〉))

「報い」はあれだけ憎み合っていた相手を告発しない、訪ねてみれば罵倒されず、自分から去ろうとしたら愛を告白された、とか最早コンボ決めたどころか超必決めたようなものではなかろうか。
 反転して愛情入る勢いなのだから超必→K.O.か。
 しかしキャラメイク自由度高いゲームがあれば「かもかて」組作って遊ぶのに。フェイスだけでは物足りないしそもそもヌルゲーマーだから以下省略閑話休題。



「では覚えておいてくれ、馬鹿な神にも救いはあるということを。だから武器は“運命”とでも名付けよう。いきなりドアを叩いて現れるものであり、貴方の手を取り離さぬものであり、そしていつも貴方の傍らで貴方を信じるもののことだ」
(『機甲都市伯林』5巻/川上稔)



 将来嫁の両腕ぶった切って愛情ルート入るようなカップルが萌え&好き上位に来る私好みのカップルですな、しかし。このカップルゲームどころか伯林でもなく境ホラですが。
 余談ですが「かもかて」萌えの最上位はタナッセ愛情ルートですが、好きの最上位は結構入れ替わります。
 気分屋なので、主にその時の気分で。