いわゆるフリーゲームに関する感想や二次創作メインに投稿しています(2023年現在)。取り扱い作品:『冠を持つ神の手』

2014年10月28日火曜日

【かもかて】クリノリンなのパニエなの?

 そんな訳で洋服の話。

 そういえば最近脳内MADを作るのが自分内流行です。早速脱線です。
 実際に制作しようと思うと素材全自作という苦行になるのでしませんというか出来ないですが……というかそもそも、MAD向きで歌詞も自分内想像に合っていて、現状は某笑顔動画アップするのが最善であり、ならそこで使用許諾が降りている楽曲……って時点で無理ゲー過ぎます。

 閑話休題。
 毎度おなじみ考察ならぬ考察、だべりの時間です。
 今回はグラドネーラ……というよりはリタントの服飾ですね。
 ファンタジー世界の風俗(エロい意味でなく)程だらだら考えるのが楽しいこともない。
『Southward』は完結ないし連載再開待ちなので、そちらで別情報ある場合は笑ってスルーしてやって下さい。
 あと、言うまでもなくキャラネタはほぼない。

 ところでグラドネーラの海の色って何色なんでしょうか。一年温暖ですし南寄りの海の青?



貴族の衣服

 未分化の衣装に関しては情報が少ないのでパスします。
 男性的でも女性的でもない衣装ってどんなものなのかとんと見当が付きません。


 成人後の男女の衣服は、飽くまで基本的にですが「19世紀頃の欧州(型)」に「中世頃の欧州(多色使いが裕福)」及び「oumiさんの考えるグラドネーラ世界の文化及び羅伊紀さんの考えるグラ(略)」のアレンジを加えた感じかと考えています。

 男性の服の型というと、男ヴァイル、タナッセ、クレッセがそれになりますが、どれも襟は欠かせない。
 タナッセ、クレッセの二人はどっちもアスコットスカーフみたいなものを付けています。タナッセ側があれだけ父親を忌避していること、作中でユリリエが教本通りで面白くない(意訳)と言及していることからも、アレが割とスタンダードなのでしょう。

 ヴァイルの場合、貴族である前に神の寵愛者ですし(未分化時代の衣装の感じを残しつつ、というメタ意図もあるでしょうが)衣装担当がスタンダードとか許しませんよー入ってもしょうがない。
 と自己暗示。

 しかしもう少しパターンが欲しいという我儘な思いがあります。
 タナッセやヴァイルの服のバリエーションに苦慮しまくりです。


 女性の服の型は女ヴァイル、リリアノ、ユリリエになりますが……現代に迫る勢いでバラバラでどうしたものか。ここにヤニエ足すと更にカオス。

 ひとまず。
 女ヴァイルは前述の男ヴァイルと同様。
 考え方としては、王であるからこそ最新のパターンより伝統の型を、になったリリアノ。
 ……で処理することにしました。させて下さい。

 ユリリエがレッグ・オブ・マトンスリーブにクリノリンスカートと19世紀末風であるのに比べ、リリアノは本当に中世風なので……。
 侍従のお仕着せですがサニャもレッグ(略)ですしね(本来はここまでメイド風ではない予定だった女版侍従衣装ですが)。
 ちなみに女ヴァイルのハロウィン衣装を参考にしないのは、初出であるセットの男ヴァイルとの絵で男ヴァイルがあからさまに現代の背広ってるためです。


 男女共に共通しているのは、フリルやレースで飾るのは、少なくともこの時代の流行ではないということ。
 下着に関する羅伊紀アンサーでも、ファウンデーション類はシンプルでしたしね。
(というかアレ、リリアノは肩紐アリなのかナシなのか分からない。あとコルセットのラインとはまた違うよなぁ……とか色々悩み中です)
 薄い布地をたくさん仕える裕福さとして、美しいドレープを大量に効かせることこそが良いという価値観でしょうか。ギャザー寄せ命。
 あとは、多色使いを良しとする傍ら、ゴテゴテ盛ることは下品……まではいかないがちょっと……という扱いか。

 まぁうちの主人公は寵愛者特権を遺憾なく発揮して、ちょっとゴテ寄りにします。
 フリルとレースとリボン大好きです。埋もれたい。……という私の趣味も完全に入っていますが、単にふと気付くと描いてテクスチャ貼っているという無意識の問題も。

 ちなみにそれらと同等にピンクも好きですが、ピンクはユリリエカラーなので、出来る限り自重する方針です。
 前は完全封印の気でいたんですが、最近はユルい気持ちに。コレも気が付くと書いたり描いたりしてしまう部類のネタなので……ピンク好きで……。
 人間はこうして易い方へ易い方へと流れて行く生き物……。



庶民の衣服

 更に情報が少ないので妄想爆裂です。
 既に妄想ばかりなのですが、トッズとルージョンしかいない、という現実の前に私は倒れ伏すしかないわけです三回回ってワンワンです。
 で、どうせなので考えて楽しい、いわゆる民族衣装の話でも。

 ドイツとかあっち辺りの資料充実している地域の中世を参考にした、らしいので、そんな感じで考えています。適当に他地域も混ぜてアレンジしていますが。ディアンドルとか可愛いですよね、多分コレでは描かないけど。

 しかし年間を通して温暖と考えると、現実では地中海風なのかとも思うのですが。そしてこっち系も可愛いんですよね。やるならやっぱり欧州仲間のイタリアやスペイン風か。とか色々悩みます。

 刺繍の図版にはやっぱり鳥モチーフが好かれているんでしょうね。
 で、翼モチーフだとさすがに恐れ多すぎる、という扱いでしょうか。

 場合によっては地域・家の特色が現れた図版もありそう。
 方言もないみたいですし、そこまではっきりしたものではないか。でも魅力的な図案を作った人がいるとかで局所的かつ一時的にはそういうのも起きるかもしれない。
 土地ごとに多少植生も異なるようですし、やっぱり違うのだろうか。
 難しい。