いわゆるフリーゲームに関する感想や二次創作メインに投稿しています(2023年現在)。取り扱い作品:『冠を持つ神の手』

2013年9月5日木曜日

蝶羽ばたけば複雑カオス

 各キャラ好きなエンディングを一つだけ上げることで見えてくるかもしれない好き傾向を見てみようという記事。
 なので今回は珍しく全キャラで。
 結果としては、多少ブレたりしつつも非常に分かりやすい感じ。



▼ヴァイル
 憎悪B
 和解出来ないわ主人公に○○○れるわなところまで妄想済み。憎悪Cだと別の形でエロゲルート、かも。どっちも思うは「どうしてこうなったのか」。ヴァイルは怒りから。主人公は自省として。

▼タナッセ
 愛情B
 領地に引っ込んでひたすらいちゃこら。少女漫画というか少女小説というか。なのに微妙にアレな雰囲気になるのは概ね主人公のせい。何しろ両手広げてさぁなんでもかんでも好きにしてたもれ。でも他の人見たら超怒る。

▼リリアノ
 愛情B
 あれ(犬の散歩)でいいと言える主人公は正直すごいかと。他の暗殺エンドよりは長生きしたと思いたいものです。リリアノは他の人のためでないと基本生きていてくれないから困る。よく似た親子ですな……。

▼ローニカ
 愛情B
 クビシメロマンチスト。違うか。でも浪漫じゃないかと。このルートの主人公は縊り殺されても幸せだろうけれど、ローニカ側はどうなのか。ネセレもおそらくはリリアノも見送って、主人公は自分の手で。

▼サニャ
 愛情B
 王配エンドも乙女的にきゅんと来る感じでしょうが、Bくらいが安泰の気もします。っていうかサニャにあんまり苦労させたくないけどシンデレラドリーム満開でもいいじゃないみたいな折衷案。

▼グレオニー
 殺害
 最後のアレがなきゃ転ばなかったのですが……。たった一言に萌えが詰まっているけれど、あの状況であるが故どーにもならん。もどかしい。護衛ルート入った愛情とも悩みましたが、萌えの行き所のなさがこっちを選ばせました。

▼モゼーラ
 愛情A
 友情系と迷いましたが、あのチョロさを他の人にどうにかされた日には危なそうです。主人公さん保護したげて。イベント「舞踏会の日に」が可愛らしくて好きですが、ユリリエと二股をかけないと出てこないのが困ったところ。

▼ティントア
 裏切りC
 秘技「選択肢消去」。今後を考えるとエロゲ脳がときめきます。ティントアは謎ではない謎の行動力があるので(例:照れもせずキスする)非常に素敵なことになっていると信じて疑っていません。

▼ルージョン
 友情B
 色々先延ばしルート。先延ばしているうちにどうにか体勢整えたいよねという。愛情Bと迷いましたが、少しでも老魔女長生きしてくれたほうがルージョン喜ぶかな、と。別離は必ず来るんですがね。

▼トッズ
 憎悪A
 暗いところに両足突っ込んでくる主人公には憎悪、明るいところでぽやぽやしてる主人公には愛情。向ける愛情は「安っぽい」「欲」だからこそ、主人公の“裏切り”が許せない。ナイスヤンデレ。

▼ユリリエ
 裏切A
 ルージョンは同性選んでも愛情なのに、彼女は裏切りになる。けれどずっと一緒だった、というのがなんともツボ。対ヴァイル、貴族としての振るまい、どれもいい女風なのですが、恋愛に関しては……というのはいかにもかっこ可愛い。

▼番外
 麗人エンド
 ほっとくとやばそうだし城いとけ(意訳)を読んだとき、おい待て主人公まだ未分化なのにどんだけなんだ、と衝撃あったもので。外交なしの貴族だし、まあ現実より享楽方面突っ走りますか。






 しかし思い返してみて思うのは、愛が重いキャラの多さ。
 その点、サニャは愛情深いけど重くはないし、グレオニーも落とすの面倒だけど重くはない。ショミンショミーン。
(モゼーラ微妙ですが彼女はネセレの息子なので一応除外)

 余談ですが、
 対ヴァイル→愛情深さが出る(彼の乙女モードに主人公の対母親モード(自分が頑張らないと!)が出る)
 対タナッセ→愛の重さが出る(“年上の男性”へ夢見てる&助けてくれた&強引に色々された)
 感じです。